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色川
寿永の昔平家は西海の波に沈み、三位中将維盛は屋島を忍び出で紀州高野山に登り、瀧口入道に対面あって後、入道の案内で与三兵衛重景、舎人武里石童丸等を引きつれ熊野に落ち延び勝浦沖の山成島より投身と見せかけて太地より下里を通り市屋で一夜を明かし色川村藤綱の要害に入った。色川佐兵衛盛重は維盛の子孫として代々色川を領し今もその子孫がこの村にいる。
(入力 てつ@み熊野ねっと)
平家物語9 平維盛の熊野詣:熊野の説話
平家物語10 平維盛の入水:熊野の説話
口色川村:紀伊続風土記(現代語訳)
2019.9.10 UP