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富里
富里村大字下川下字打越、小石、荒内の田の中にある。安氏が新川へ剣を奉持する時郷民におそわれ、ついに、柄を遺失したのであった。しかし柄だけ残っていても仕方がないのでそのままこの地においていたのを、近傍の者が崇敬のあまり、地中に埋め、玉石を積んでしるしとしてそこに榊を植えておいたがその榊は今でも古色をおびて数百年前の昔を物語っている様である。
(入力 てつ@み熊野ねっと)
2019.10.5 UP