天狗岩
那須晴次『伝説の熊野』
富里村大字下川下熊谷にあって、凡そ長さ五十間幅三十間この岩は熊谷の東側にあって、実に偉大なものである。この辺は一般に岩が多いけれども、天狗岩は、まれな大きな岩である。昔からは毎月十五日と十八日とには天狗が来て、笛をふき、太鼓をうって、騒ぐといっているし、また時としては、榊を折って岩の上に積んでいることがあるといっている。
(入力 てつ@み熊野ねっと)
2019.8.5 UP
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富里村大字下川下熊谷にあって、凡そ長さ五十間幅三十間この岩は熊谷の東側にあって、実に偉大なものである。この辺は一般に岩が多いけれども、天狗岩は、まれな大きな岩である。昔からは毎月十五日と十八日とには天狗が来て、笛をふき、太鼓をうって、騒ぐといっているし、また時としては、榊を折って岩の上に積んでいることがあるといっている。
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